日本食生活総研 株式会社

川崎市高津区に本社を置く「日本食生活総研株式会社」は、「冷凍グルメ」を専門に製造・販売をする企業です。各国大使館などにパーティー料理をお届けする大型ケータリング事業を展開する関連企業と連携して、「世界で一番おいしい冷凍料理をつくる！」ことを目指し、2020年に設立されました。
最初に手掛けたのは、冷凍幼児食。忙しいママとパパに安心して選んでもらえる、「管理栄養士と大使館御用達シェフが作る手作り幼児食」のWEBショップをオープンしました。
そして次に、大人向けの華やかなパーティー料理の製造販売を準備していたところ、コロナ禍に。パーティーや外食が制限され、取り巻く環境が大きく変化し、仕事の依頼がなくなり、企業としてとても苦しい状況に陥りました。
社員に不安な気持ちが広がる中、「大丈夫！これまで培ったみんなの料理の技術と経験でピンチをチャンスに変えよう！今こそ次につながる新しい料理を生み出そう！」という社長のかけ声のもと一丸になり、「レストランに行かなくても、手軽に食べられるおいしい冷凍料理」の開発が始まりました。
そして、専属のフレンチ、イタリアンの腕利きシェフ達がそれまでの経験を結集して最初に生み出したのが、「冷凍なのにアルデンテ食感の、極上パスタとリゾット」。
厳しい状況の中で取り組んだからこそ、妥協することなく極上の仕上がりにこだわりました。
コロナ禍という大きなピンチに挫けず新しい挑戦を続けた日本食生活総研株株式会社。
今回は代表責任者の窪田みゆきさんに、冷凍料理に対する想い入れやおいしさの秘密など、さまざまなお話を伺いました。

みなさまは、一般的に販売されている「冷凍食品」について、どのようなイメージをお持ちでしょうか。「手間をかけずに食べられる」、「時間短縮」、「安くて手軽」など、忙しい日々の助けとなる冷凍食品ですが、一番に「おいしい」を挙げる方は少ないのではないかな、と思います。
日本食生活総研が提供する「冷凍料理」は、電子レンジや湯せんで数分あたためるだけで食べられる手軽さはもちろんですが、一番に「おいしい料理」であることを追求しています。メニューを開発・製造しているのは、料理歴も長い、フレンチ、イタリアンのベテランシェフたち。4月からはパリの日本大使館で腕をふるったシェフも加わり、ますますパワーアップしています。
一番人気のパスタ「濃厚ボロネーゼデミグラス仕立て」のソースは、自家製トマトソース・デミグラスソース・仕上げにポルチーニソースを加え、長時間かけて作る逸品。そしてグルメも太鼓判を押す「きのこの濃厚ポルチーニ」は、通常の1.5倍のポルチーニを使って丁寧に作り、冷凍とは思えない薫り豊かな仕上がりに。日本食生活総研の冷凍料理は、料理人のこだわりと並々ならぬ想い入れによって商品化されているものばかりなのです。その取り組みはまさに、「冷凍料理革命」といえそうです！
パスタやリゾットの絶妙なアルデンテ具合も、何度も何度も試作を重ねた結果出来上がった、気合いの結晶。プロ向けの展示会出展の場などでは、あまりにもおいしい冷凍料理の数々に一流レストランのシェフたちが驚いてしまうほどで、現在は高級ホテルやレストランへの卸販売が中心です。
また、「手作り」であることにもこだわり、商品は全て本社内にある自社工場にて、シェフたちと少数精鋭のスタッフで日々作り上げています。
「おいしい」「手間なし」「安心」の全てが叶う日本食生活総研の商品は、冷凍「食品」ではなく、冷凍「料理」と呼んでいるところにも、企業としてのプライドを感じられます。

日本食生活総研が展開するブランドのひとつ、「LUCE（ルーチェ）」は、2歳頃～6歳頃のお子様用に開発された、「幼児のための、あたま・こころ・からだはぐくむ冷凍料理」です。
LUCEは、代表責任者の窪田さんが子育てを通して感じた、「働くお母さんももっと子どもと向き合う時間を持ちたい」「安心して楽ができる食事があったら嬉しい」という想いを元に誕生しました。

お子さんの発育を考え、シェフと管理栄養士がタッグを組んで開発した幼児食メニューには、例えば「白砂糖ではなくきび糖を使う」や、「ハンバーグにはたんぱく質を多く含むおからパウダーを入れる」、「優しい甘味を出すためにレーズンを加える」など、さまざまな愛情と工夫が込められています。
LUCEのメニューは幼児食ではありますが、大人が食べても「おいしい」と感じる本格的料理です。
「LUCE」はイタリア語で「輝く」という意味。窪田さんは、「忙しいお母さんのために開発されたLUCEの冷凍料理を活用して、家庭の太陽的存在であるお母さんが輝くような毎日を過ごすことで、ご家族のみなさんも幸せになってほしい」という願いが込められている、とお話ししてくださいました。
幼児食用にスタートしたLUCEですが、この度、新しくシニア向けのお食事「LUCEシニア」も提供し始めたとのことです。これは、「従来のシニア向け宅配料理では物足りないな」と感じているみなさまに朗報ですね！

日本食生活総研が展開するもうひとつのブランド「ENⅢBLE（アンサンブル）」は、一流レストランで提供されるような、本格的絶品料理を自宅でも手軽にいただける冷凍料理です。ひとつのメニューを完成させるまでに、何度も試作・試食を重ね商品化されていて、全てシェフやスタッフのみなさん渾身の逸品。プロの技術で手間ひま惜しまずに作るからこそ、絶妙な味や食感に仕上げることが実現できているのだそうです。
パスタやリゾットのアルデンテ感を出すために費やした研究期間は、なんと半年以上！「世界で一番おいしい冷凍料理を提供したい！」という、並々ならぬ気合と情熱を感じます。
「濃厚ボロネーゼデミグラス仕立て」や「きのこの濃厚ポルチーニリゾット」などの通年販売商品に加え、シーズンごとに新メニューも販売されているそうですよ。新メニューは期間限定品となるため、日本食生活総研公式のECサイトをこまめにチェックして、好みのメニューが出たら即買いがマストです！
また、川崎市内を中心に、ENⅢBLEの冷凍料理を直接購入できる冷凍自販機の設置もあります（現在の設置場所はこちら）。
ECサイトと併せてぜひご利用ください！

日本食生活総研がふるさと納税返礼品に出品しているのは、「冷凍なのにアルデンテ！大使館シェフの手作り　グルメなパスタ厳選４点セット」、「冷凍なのにアルデンテ！大使館シェフの手作り　グルメなパスタ・リゾット＆煮込み料理　食べ比べ贅沢5点セット～大人気商品を厳選！～」、「お子様においしい和の食体験を♪LUCEの冷凍幼児食☆和風ギフトセット☆5種10点」の3種類です。
どのセットも魅力的な内容となっていて、どれを選ぶか迷ってしまいますね。賞味期限は製造日から9ヵ月あるため、ストック用として全種類選ぶのもアリかと思います。
私も自宅で「濃厚ボロネーゼデミグラス仕立て」と「きのこの濃厚ポルチーニリゾット」をいただいてみました。

商品は、上の写真のようなパッケージングで届きます。レンジ調理をする場合は、こちらのビニール袋に少し切れ目を入れてレンジへイン。

あっという間に出来上がったお料理がこちら。見た目も香りもおいしそうで、期待が高まります。そして一口いただいてみてビックリ。ソースの味はもちろん、パスタ、お米の食感全てが期待を上回るおいしさで、なるほど、日本食生活総研が提供する冷凍料理はまさしく一流レストランの味だ、と一瞬で納得いたしました。
友人知人を自宅に招いた時などのおもてなし料理としてお出ししたら、きっと喜ばれると思います。